〘色〙 見えるとは? Now in the Color world.

美容の技術の一つにカラーリングというのがあります。 髪の毛の色に 効果的な明るさを足したり いろいろ 色の変化をつけ自分を演出したり主張したり あるいは白髪を隠したり。 では 「見える」ということはどういうことか?というのを 少し 掘り下げてみたいと思います。 何気なく 普通に見えているので そこまで意識することはありませんが 色というのは 太陽光線や 蛍光灯 そういった光源が反射してるものが見えているものです。

ですから 同じ カラーリングをして仕上がった時に確認してる時は LED や5波長の蛍光灯などの光源の下で見えてるので 太陽光に比べると たくさんの波長を持ってない 光の反射を見ていることになります。 ですから お店の中で確認したカラーの色と 外に一歩出て、例えば車に乗り込んだ車に写るルームミラーで見た髪の毛の色が違って見えるというのはあると思います。 また 少し明るめに染めた時などは 真夏と 冬では 色が違うって 感じるでしょうし 1日のうちでも 朝や 夕方のような少しまだ 暗めの時間帯と お昼の明るい 時間帯では色は違って見えると思います。

ベンハムのコマという現象があります。
ある模様のコマを回すんですが 人によって見える色が違うという現象を起こします。
つまり、色感覚は人それぞれ 個人差があるということなんでしょうか。
なので カラーリングの前には色見本をお互いに確認して どの色を目指すか共有するのが大事だと思います。

色見本
色見本の例

わたしたちの仕事は えてしてそうなのですが 共有した目標通りにはいかないことがあります。
アルカリカラーなどは元の髪色、髪質に仕上がりが左右されやすいと思います。
これを言語化して途中途中でお客様にお伝えしながら 確認を取りヘアスタイルは仕上がっていくのかもしれません。


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