その昔 人間は 羊を 飼うようになりました。 しかし 夜陰に紛れて狼 が 羊を狙っているので 人間は寝ずの番を しなければ ならないという 宿命を 背負うようになってしまいました。
今のように スマホもゲーム機もない、娯楽があまりない時代で夜起きてるわけですから あまりやることがないわけです。 でも 何もせずに ぼーっとしてると 眠たくなって 寝ずの番にならなくなるわけですから 退屈しのぎに 夜空を見ていたんだと思います。 ただ見ているだけでは つまらないので だんだん 星を つないで 「これは 人の形をしているな」 「これはお姫様の形をしているな」 「これは 柄杓の形をしているな」 などと空想を 広げていったのだと思います。 そうしていろんな形に見えるようになってくると その 星座を 俳優にして いろんな物語を 紡ぎ出し始めたのではないかと思います。 それが ギリシャ神話の原型になったり したのではないでしょうか。 例えば スバルという星団があるんですが これは日本名であって 外国の人は スバルの中の星々を 時の女神(ウルド、スクルド、ヴェルダンディ)として 例えたり したようです。
ところで 羊を飼うようになったことで 人々の 生活のクオリティは 格段に 上がったと思うのですが 困ったことに 狼は ずっと 羊を狙ってるわけですから 夜寝る番が必要であって そういう意味では クオリティの壁ができたような感じになってしまいました。 必ず徹夜をしなければいけないわけです。
そこに 救世主が現れました。 人の集団のそばにいた狼の一部が 人に慣れ始め「犬」という存在になりました。 そして犬は 人や 羊を守ってくれるように なりました。 ここでやっと人間は夜寝ることができ、睡眠不足の解消ができるようになったんです。 そうすると 今まで できなかったことができるようになり さらなる生活の質を得ることができるようになりました。 これは 実は人類史上において ものすごい画期的なことだったと思います。(諸説あり)
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しかし すごいもんですね。 例えば ピレネー山脈に 原産地のある グレートピレニーズという犬種があるんですが その 姿形は ほとんど 羊と見分けがつかない もので 羊の群れの中に グレートピレニーズがいると 間違い探しができるぐらい よく似ています。 そしてグレートピレニーズの頭骨は てっぺんが平らになっていて 狼に頭突きを するんだそうです。 羊を襲おうと思って 群れの近くまで来た 狼は 羊の群れの中から 勢いよく飛び出した グレートピレニーズに いきなり頭突きをされて 肋骨が折れて瀕死の重症を負うこともあったようです。
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