カラーリングをしてて いつも思っていたこと なんですが
例えば 黒い紙に明るい色を乗せても明るくはならない とか
赤とか 黄色っぽい色は結構 持ってくれるのに緑色や青い色というのが持たないということがあります。
ところが 人間の髪の毛によく似た 羊の毛、ウール なんですが これを染めてセーターにすると
とても鮮やかな色に染まるのはご存知だと思います。
なぜ人毛で 鮮やかな色が出ないのかと思うのですが
人間の使うカラーの材料というのは
◯ 常温で
◯ 毒性の無いもの
を 使用するというのがとても厳しい条件になっているんだそうです。
例えば ウールを 染める時などは 人なら火傷するくらいの温度をかけて強いアルカリにさらしたりすることで
持ちのいい 青色や緑色が 発色しているんだ そうです。
人間の髪の毛にそういう処理をするのは不可能ですので
残念ながら 白っぽい色になるまで髪の毛を脱色した後
色としては とても ビビットに出る傾向がある HC カラーやマニキュア などを 使って
再現してることがほとんどだと思います。
しかし 残念ながら 1ヶ月ぐらいで明るくなって一番最初に処理をする ブリーチの色に 戻っていくと思います。
染めたてなどは すすぐだけで色が出ますし、寝具などに色移りしますのでラップを引いて寝ていらっしゃるのをみたことがあります。
これが現在の 美容室などでできる カラーリングの技術の限界なのかなと思います。
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